【基礎知識】ギターのチューニングの種類とやるタイミングは?

ギターチューニング 演奏テクニック

チューニングとは

チューニングとは、6本の各弦を決められた音程に合わせることです。
弦の張り(テンション)が強いと音が高くなり、弱いと音が低くなります。弦のテンションを調節することで音程を合わせます。

チューニングの目的

チューニングがズレていると不快な音となり、せっかく練習してテクニックが上達しても、その演奏は台無しになります。
またチューニングがズレているまま弾き続けていると、音感が身につきません
面倒でもこまめにチューニングをし、正しいチューニングで練習するした方が上達の近道と言えます。

チューニングの種類とやるタイミング

開放弦のチューニング

開放弦(弦を押さえていない)の音程を決められた音階に合わせます。

やるタイミング

弦を貼り換えた時

当然、弦を張り替えたらチューニングしないと使えません。新品の弦は始めの内は使うと少し伸びます。つまり弦交換後はチューニングがすぐにズレてしまう為、音程が安定するまでなんどもチューニングが必要です。
弦を張り替えたら、はじめに弦を引っ張ってなるべく伸ばしてあげることが、早くチューニングが安定するコツです。

演奏の前

特にエレキギターのような金属弦は温度変化で収縮して音程が変わるます。温度の異なる部屋に入ったり、手の対応でも弦の温度が変わりチューニングがズレます。
よって、ギターを演奏する直前や、演奏の合間など、なるべく頻繁にチューニングすることをオススメします。

オクターブチューニング

開放弦の音程は合っていても、フレットの位置などでハイポジションの音程がズレていることがあります。それを調整するのがオクターブチューニングです。

開放弦のチューニングのように頻繁には行いませんが、やったことの無い人や、下記に当てはまる場合は、一度行ってください。

やるタイミング

弦高を変えた時

弦高を変えるとオクターブチューニングがズレることがあります。弦高の調整とオクターブチューニングはセットで行うと良いでしょう。

弦の太さを変えた時(弦を交換した時)

弦の太さ(ゲージ)を変えた時は、一度オクターブチューニングを行うと良いでしょう。

チューニングしたのに演奏すると音程がおかしい時

チューニングしたのに、コード弾きやハイポジションの音が気持ち悪く感じる時は、一度オクターブチューニングを行うと良いでしょう。

まとめ

チューニングの種類と、やるタイミングについて紹介しました。詳しいチューニングの方法は別に解説しておりますので、そちらもご覧ください。

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