緑黄色社会(りょくおうしょくしゃかい)は、長屋晴子(Vo./Gt.)、小林壱誓(Gt./Cho.)、peppe(Key.)、穴見真吾(Ba.)からなる4人組バンドです。ポップでキャッチーなメロディと、長屋の透き通る歌声、そして確かな演奏技術に裏打ちされたアレンジ力で、幅広い層から支持を得ています。
ギタリストの小林 壱誓(こばやし いっせい)氏は、バンドサウンドをカラフルに彩るギターアレンジと、クリーンからクランチを基調とした繊細なトーンメイクが特徴です。彼は特定のメーカーに固執せず、楽曲やライブのニーズに応じて様々なタイプのギターを使い分け、そのサウンドの幅を広げています。
ここからは、小林氏が使用する主なギターとその使用場面、関連情報をご紹介します。
小林壱誓の使用ギター
エレキギター
Fender / American Professional Telecaster

| Body | Ash |
| Neck | Maple, Modern Deep C Shape |
| Fingerboard | Rosewood, 22frets |
| Scale | 648mm |
| Nut | Bone, 1.685” (42.8mm) |
| Tuner | Standard Cast/Sealed Staggered |
| Bridge | 3-Saddle Strings-Through-Body Tele with Compensated Brass Saddles |
| Neck Pickup | V-Mod Single-Coil Tele |
| Controls | 3position switch, Master volume, Master tone |
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ライブやレコーディングで活躍するFenderのレッドカラーが映えるテレキャスター。「うそつき」、「湿気っている」、「White Rabbit」など、多くの楽曲で使用されているメインギターです。テレキャスターらしいクリアで芯のあるシングルコイル・サウンドが、バンドの華やかなポップスサウンドを支えています。
Gibson / Les Paul Classic 2018

| Body | (Top)Plain Maple, (Back)Mahogany |
| Neck | Mahogany, Slim Taper |
| Fingerboard | Rosewood |
| Scale | 628mm |
| Nut | Tektoid |
| Tuner | Grover Kidneys |
| Bridge | ABR |
| Neck Pickup | P-90 |
| Bridge Pickup | P-90 |
| Controls | 2 Volume, 2 Tone, 3-Way SW |
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鮮やかなペルハム・ブルーが特徴的なレスポール。テレキャスターでは得られない、太く厚みのあるサウンドが必要な楽曲で使用されます。「Starry Drama」、「Slow dance」などで使用されることが多い一本です。
Xotic / XSC
テレキャスター同様にレッドカラーが映えるストラトキャスター・モデル。ヘッド形状よりXoticと思われます。
最後に
彼のギターに対する「個性の違いの良さを認めたい」という哲学は、彼の作るサウンドの多様性に直結しています。これからも、彼の繊細なトーンメイクと、その時々で選ばれるギターが、緑黄色社会の音楽にどのような色彩を加えていくのか、期待が膨らみます。



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