キュウソネコカミは、ヤマサキセイヤ(Vo./Gt.)、オカザワ カズマ(Gt.)、カワクボ タクロウ(Ba.)、ソゴウ タイスケ(Dr.)の4人組ロックバンドです。「ネズミくん」のキャラクターと共に、日常の不満や社会風刺をユーモラスに、そしてキャッチーなメロディに乗せて歌い上げるスタイルで、ライブハウスからフェスまで幅広い支持を得ています。
ギタリストのオカザワ カズマ氏は、バンドのサウンドを支える確かな技術と、楽曲に合わせた多彩なトーンメイクが魅力です。彼の機材は、特に国産ブランドであるSago New Material Guitarsとの深い関わりが見られ、独自のカスタムモデルを愛用しています。
ここからは、オカザワ氏が使用する主なギターとその使用場面、関連情報をご紹介します。
オカザワカズマの使用ギター
エレキギター
Sago / Sonia -Okazawa Custom-

| Body | Alder 2P |
| Neck | Hard Maple |
| Fingerboard | 本紫檀 |
| Scale | 648mm |
| Nut | TUSQ |
| Construction | |
| Tuner | Gotoh SGS510MG-T 07 |
| Bridge | Gotoh 510T-BS1 with Sago Original Brass Inertia Block |
| Neck Pickup | Seymour Duncan SHPR-1n |
| Middle Pickup | L(x) ST Custom |
| Bridge Pickup | L(x) HB Custom |
| Controls | 1Vol+1Tone+5Way SW+Kill SW+ Neck P.U.Mode Select SW+Both Pickups Sound SW(Neck&Bridge) |
オカザワ氏のメインギターの一つであり、日本のギターブランドSagoによるカスタムモデルです。
Soniaが持つ音の分離の良さ・ピッチの良さはそのままに、よりモダンな所を狙って制作されました。オカザワ氏の要望によりデザインされたジャスマスタータイプのオリジナルピックガードが特徴的です。
オカザワ氏はこの他にも多くのSagoのギターを保有しています。
Sago / Classic Style JM Custom

| Body | Alder 2P (Top)Swanp Ash 2P |
| Neck | Light Thermo Maple |
| Fingerboard | Indian Rosewood |
| Scale | 648mm |
| Nut | Oiled Bone |
| Tuner | Gotoh SD91 MG-T 05M |
| Bridge | Gotoh GE103B-T / Offset Vibrato |
| Neck Pickup | L(x) JM Custom |
| Bridge Pickup | L(x) JM Custom |
| Controls | 1Vol+1Tone+Toggle SW+Neck PU Preset Control |
ジャズマスター・タイプのカスタムモデルです。ジャズマスターらしいコントロールとトーンを持ちつつ、カスタムピックアップなどで独自のトーンを追求する際に使用されています。
Gibson / Les Paul Classic

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1990年代のレスポール・クラシック。メインのSagoのギターとは全く音のキャラクターが異なるため、音に厚みを持たせたい楽曲や、ヘヴィなリフが必要な場面で使い分けられています。
Sago / ネズミくんギター

Sagoにより制作されたネズミくんギター。フォングッズとしてもおなじみのかわいらしいデザイン。「たまたまテレビで“ドラえもんギター”を見て、これをキュウソでやったら面白いと勝手に思って(笑)。」と語られています。
ヘッドがチーズのデザインになっているところはユニークで、スイッチを押すとネズミの目が赤く光るといった凝った仕様になっています。
セミアコ
Gibson / ES-335

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「優勝」などのレコーディングで使用されている、GibsonのES-335。
最後に
キュウソネコカミのオカザワ カズマ氏のギター機材は、彼のプレイスタイルと同様に非常に戦略的です。
メインのSago Soniaで、キュウソネコカミらしい抜けの良いモダンなサウンドを確立しつつ、対極にあるGibson Les Paul Classicで、音に重厚な厚みが必要な楽曲に対応しています。
これらの個性豊かなギターを使い分けることで、彼はバンドのユーモラスな楽曲に確かなロックの土台と表現の幅を与えています。彼のギターが次にどんな面白い音色を響かせるのか、ライブでの演奏にもぜひ注目してください。


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