DIR EN GRAY Dieの使用ギター

バンド名のDIR EN GRAYは、「Dir」がドイツ語で「銀貨」、「grey」は英語で「灰色」を合わせ、「灰色の銀貨」という意味であるとされています。

DIR EN GRAYはインディーズ時代より絶大な人気があり、1999年にX JARAN・YOSHIKIプロデュースのもと、「アクロの丘」、「残-ZAN-」、「ゆらめき」のシングル3枚を同時発売し、全てオリコン10位以内に入るという華々しいメジャーデビューを果たしました。
現在はヴィジュアル系の枠を超え、日本を始め世界各国で活動し、アルバム『UROBOROS』は世界17ヵ国で同時期発売され、米ビルボード誌の「Top Heatseekers」チャートでは1位を、「Top Independent Albums」チャートで9位をそれぞれ記録しています。

DIR EN GRAYのギタリストで、ダイナミックな表現とテクニカルなプレイを見せるDieの使用ギターを見てきます。

Dieの使用ギター

エレキギター

ESP D-TE [DDT]

ESPのテレキャスタータイプ。ボディ色のダークレッドは美しくステージ映えし、何よりもDieに良くマッチしています。

Dieが初期の頃からメインギターとして使用しており、テレキャスタイプですがボディー材はキルトメイプル、ピックアップはEMG SAを搭載しています。初期〜アルバム「鬼葬」辺りまでメインで使用しており、それ以降もシングルコイルの曲を演奏する時には使用されています。

ESP D-DR

Dieのシグネィチャーモデル。DDTと同様にレッドのボディ色と、少しカクカクした部分を持つ独特のボディシェイプとなっています。

2002年辺りから使用されているDieのオリジナルデザインによるシグネィチャーモデル。アルダーボディにDuncan(SH-1 SH-6)PUを搭載し、ダウンチューニングに対応する為にスーパーロングスケールのネックを採用しています。

ESP D-DR-II

仕様はD-DRをベースに、ボディが丸みを帯びたシェイプとなっており、ボディ色ディープレッドを基調に黒模様が施されています。

ESP D-DR-II-7st

D-DR-IIをベースにした7弦ギター。

ESP D-DR -Rusted-

Dieのシグネチャーモデル。Rusted（錆びた）の名前のとおり、腐食した金属を再現した特殊塗装が特徴的です。

他の6弦ギターと同様の686mmスーパーロングスケールにより、ダウンチューニング時のテンションも十分に稼ぐことが可能です。

このギターに対し、Die曰く「これまでの集大成、そして未来へと」と語っています。