ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)は、作詞・作曲・ボーカルを務めるACAねを中心とした音楽ユニットです。顔出しをほとんど行わず、独特なアニメーションやミュージックビデオ、そして「ずとまよ」という言葉が持つ不思議な世界観で、ネット発のアーティストとして絶大な人気を誇っています。
ACAね氏は、その類稀なるメロディセンスと、日常と非日常が混在する哲学的な歌詞が特徴です。ギタリストとしての彼女(のサウンド)は、ロック、ジャズ、フュージョンなど多様な要素を取り入れ、特にライブやMVでは、個性的なギターやミニギターを駆使し、独自のグルーヴと音色を生み出しています。
ここからは、ACAね氏が使用する主なギターとその使用場面、関連情報をご紹介します。
ACAねの使用ギター
エレキギター
GRETSCH / G6118T-60 '60 Anniversary

| Body | Laminated Maple |
| Neck | Maple |
| Fingerboard | Rosewood, 22frets |
| Scale | 625mm |
| Nut | 1.6875" (42.86 mm) |
| Tuner | Grover V98 Sta-Tite Open-Back |
| Bridge | Rocking Bar |
| Neck Pickup | TV Jones TV-HT |
| Bridge Pickup | TV Jones TV-HT |
| Controls | 3-Volume, 3-Position Toggle |
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ACAね氏のメインエレキギターの一つで、その珍しいルックスと煌びやかなサウンドが特徴です。
2021年頃に「新入り」として導入されて以来、主力エレキギターの一つとして使用されています。グレッチらしい煌びやかなクリーン〜クランチトーンは、楽曲のサイケデリックなムードや、独特なグルーヴを生み出す際に重要な役割を果たします。
このモデルはグレッチの75周年を記念してリリースされた、オリジナルの1958アニバーサリーモデルに触発され、それを完璧に再現したギターです。
Fano guitars / Fano Alt De Facto RB6
Fano guitarsの鮮やかなレッドカラーの一本(Candy Apple Redと推定)。
Fano guitarsはアリゾナ州のハンドメイドカスタムギターメーカー。P-90タイプのピックアップを搭載し、ヴィンテージトーンを彷彿とさせる豊かなサウンドを実現できます。
Fender / Stratocaster

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1960年代前半スタイルのレイクプラシッドブルーのストラトキャスター。
ライブツアー「名巧は愚なるが如し」などで使用されたことが確認されています。テレキャスとは異なるストラトの幅広いトーン、特にハーフトーンや単音弾きのリードトーンなどで活躍します。
アコースティックギター
Collings Guitar / OM-1

コリングス・ギターズのハイエンドなアコースティックギター。2024年に導入され、ライブツアーでも使用されているメインのアコースティックギターの一つです。透明感のあるクリアなサウンドと、高いレスポンスが特徴で、弾き語りやアコースティックなパートのサウンドクオリティを支えています。
最後に
ずっと真夜中でいいのに。のACAね氏は、その音楽性と同じく、非常に個性的なギター選びをしています。
メインのFender StratocasterやGRETSCH G6118T-60といった王道から個性派までのエレキギター、そしてCollings OM-1のようなハイエンドなアコースティックギターを使い分けることで、楽曲ごとの複雑なグルーヴと、艶やかなクリーンサウンドを両立させています。
これらから生まれる予測不能で感情的なギターサウンドが、ずとまよの独創的な世界観をこれからも拡張し続けるでしょう。



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