くるりは、岸田繁(Vo./Gt.)を中心に結成されたロックバンドです。ロックを基調としながらも、オーケストラ、エレクトロニカ、フォークなど多彩な音楽要素を取り込み、常に変化し続けるその音楽性は「七色のサウンド」と称されます。
ギタリストの岸田 繁(きしだ しげる)氏は、その類稀なるメロディセンスと作曲能力で知られる一方、ギタリストとしても非常にユニークな存在です。彼のギタープレイは、時に繊細で牧歌的、時にノイジーで実験的であり、楽曲のムードに合わせてギターを道具として自在に使いこなします。
彼のサウンドを支えるのは、長年愛用するフェンダーのギターです。ここからは、岸田氏が使用する主なギターとその使用場面、関連情報をご紹介します。
くるり 岸田繁の使用ギター
エレキギター
Fender / 1961 Telecaster

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「私にはこのテレキャスがあれば、他は要りません」と断言するほど愛用するメインギターです。ライブ、レコーディングで多用され、「ブリブリしたハーフトーン」が特徴。くるりの多くの楽曲の核となるサウンドを生み出しています。
Fender / 1990's 1957 Reissue Stratocaster

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テレキャスターとは異なる、ストラトキャスター特有のミッドレンジの粘りや幅広いトーンが必要な楽曲で使用されています。
Fender / 70th Anniversary Esquire

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フェンダーより、エスクワイヤー誕生70周年を記念した2020年限定モデル。Surf Greenが美しく印象的な一本。
Fender / American Vintage II 1972 Telecaster Thinline

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Telecaster Thinlineは、重いアッシュ材を軽量化するためにセミホロウデザインを採用した伝統的なモデル。
最後に
くるりの岸田繁氏のギターサウンドは、その「テレキャスター愛」が核となっています。
長年連れ添った1961年製のFender Telecasterは、彼の変幻自在な音楽の土台となり、素朴な美しさからノイジーなカオスまで、七色のくるりサウンドを体現してきました。
彼のギター一本から生まれる無限のアイデアと、その音色への深い探求心こそが、くるりの音楽を躍動させ続けている原動力と言えるでしょう。



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