2007年メジャーデビューのロックバンド9mm Parabellum Bullet(9ミリパラベラムバレット)。
パンク、メタル、エモ、ハードコア、J-POPなどさまざまなジャンルを飲み込んだ音楽性と、激しいライブパフォーマンスで人気を博している。
多くの楽曲を手掛ける滝 善充(Gu)の使用ギターを見ていきます。
滝 善充の使用ギター
EDWARDS / KARMASTER
Body | Alder |
Neck | Hard Maple(CT System) |
Fingerboard | Pau Ferro, 22frets |
Scale | 648mm |
Nut | Bone |
Construction | Bolt-on(ESP Custom Lab Titan Plate) |
Tuner | GOTOH SG360-P7 MG-T |
Bridge | ESP Custom Lab Fixed Bridge w/String-thru-body |
Neck Pickup | Seymour Duncan SH-6n |
Bridge Pickup | Seymour Duncan SH-6b |
Controls | Master Volume, Mini Toggle PU Selector |
滝 善充氏のシグネチャーモデル。”軽さ”と”業(カルマ)”からネーミングされました。
ボディは軽量化を追求し極限まで薄く設計されています。ボディ全体を構成している部分は17mmの厚アルダーで、ピックアップやブリッジなどの中央部分はさらに上下に7.5mmのアルダーをラミネートし、32mmの厚さとなっています。
ボディの構造上、コントロールとアウトプットジャックはブリッジ後方に配置されている珍しい外観が、よりスタイリッシュな印象をあたえます。コントロールはボリュームとピックアップセレクターとシンプルな構成です。
滝です。このギターは、私が2016年に身体を壊してライブ活動を休止し、そこから復帰するまでにESPと話し合って作りました。なんとかしてライブに復帰できないと納得がいかないぞ、という私の気持ちに応えてくれたESPには感謝しきれません。以前のギターとは真逆のコンセプトで、とにかく軽さを追求しています。一度持ってみれば分かりますがこの軽さは只事ではありません。
ESP製品紹介
ESP / SUFFER
Body | White Ash |
Neck | Hard Maple(CT System) |
Fingerboard | Maple22frets |
Scale | 648mm |
Nut | Bone |
Construction | Bolt-on |
Tuner | Sperzel Trim-Lock |
Bridge | ESP Custom Lab Fixed Bridge |
Neck Pickup | Dummy |
ESP Custom Lab CL-P-S-2 | |
Bridge Pickup | DiMarzio DP155F Tone Zone |
Controls | Master Volume, Master Tone, 3WAY Lever PU Selector |
ESPのストラトキャスタータイプ。以前より使用していたSNAPPERを基に製作されたシグネチャーモデルです。
激しいライブでの耐久性を重視して設計されており、フロントピックアップはダミーと珍しい仕様です。重量もあり重厚感があります。
ローズウッド指板やブラックカラーボディといった複数のラインナップを所有しています。
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